ミツバチの豆知識

ミツバチは日本人の祖先が埋葬されたこともある

日本史には、古代から平安時代にかけて玉串奉祝といった祭祀儀式があった。この儀式では、玉串を奉納するため、葬儀などでも使用される蜜を含んだ酒が用いられた。そのため、ミツバチが飼われ、蜂蜜が収穫されるようになったと言われている。また、祖先の埋葬には、蜜蝋(みつろう)土器が用いられており、蝋を提供して作られたものもあったそうだ。

ミツバチは飛行する猫と呼ばれる

ミツバチは、飛行速度が20km/h前後で、そのスピード感覚はエンジン音が聞こえない自転車に乗る時と同様と言われている。また、ミツバチは異常気象や風向きの変化を察しながら、行ったり来たりするため、飛行機の自動操縦装置を作るのにヒントになったという説もある。

ミツバチは、髪の成分が蜂蜜に含まれている

人間の髪の毛に含まれるケラチンは、蜂蜜の元となる成分の一つである。ミツバチは、花粉からタンパク質を取り込み、体内で消化と分解を行い、蜜やローヤルゼリーといった物質を作り出す。そのため、ミツバチが収穫した蜜には、私たちの髪の毛にも含まれるケラチンが含まれている。

ミツバチには警備隊がいる

ミツバチには、巣を守り、他の虫や動物から巣を守る警備隊がいる。この警備隊は、一旦脅威と判断すると、追い払うために刺すこともある。また、巣の入り口に立ち、巣に入ろうとする他のミツバチの匂いを嗅ぎ分け、他巣族の侵入を防ぐ役割も担っている。


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