世界で最も降水量が多い場所はどこ?

降水量の振り幅について

世界の各地域での降水量は年間で極端に異なります。日照が少なく、比較的暖かい地域では年間100mm未満の降水がある一方、極地では年間2000mmを超える降水量が観測されます。

降水量が多い場所

世界でもっとも降水量が多い場所は、南半球に位置するチリのアタカマ砂漠の一角にある、峡谷と滝から成る「ラ・モスカダ・デル・ファルセ(La Moscada del Fade)」と呼ばれる場所です。この場所は年間降水量がおよそ11,500mmという世界的にも異常な現象が起こる地域で、湿った南極海に吹き寄せられる風にあたって海水蒸発量が上昇し、峡谷の周辺で降水しています。なお、一年間に降る11,500mmは甲子園の野球場に比べて、2倍以上の雨量です。

降雪量が多い場所

降水量ではなく、降雪量が多い場所としては、北半球に位置するカナダのブリティッシュコロンビア州にある「マウント・フッド(Mt. Fidelity)」が挙げられます。この場所は標高が2300m近くあり、年間約12mもの雪が降り積もることで知られています。

まとめ

降水量は地球上の気候や風を観測する上で重要な要素の一つです。世界で最も降水量が多い場所はチリのアタカマ砂漠の一部で、年間11,500mmもの降水が観測されています。降雪量が多い場所としては、ブリティッシュコロンビア州の「マウント・フッド(Mt. Fidelity)」が挙げられます。


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