豆知識1:日付変更線とは?
地球は球体であるため、1日が経過すると同時に地球全体が1回転します。しかし、1日が経過する前に、日付が変わってしまう地域があります。それが、日付変更線です。
世界地図を見ると、日付変更線は縦に走っており、日本の東側やアメリカの西側などといった地域が日付が一日進んでしまうことになります。
豆知識2:なぜ日付変更線が存在するのか?
日付変更線が存在するのは、グリニッジ天文台の位置基準を元に1日を決定する「グリニッジ平均時」が88度の位置にあるためです。
日付変更線は、この88度の地点を横切るように設定されています。そのため、日付変更線をまたぐと、日本とアメリカといった2つの地点で同じ時刻でも、日にちが異なってしまうわけです。
豆知識3:日付変更線の位置は変わることがある!
実は、日付変更線の位置は変わることがあるのです。これは、国際日付変更線法に基づいて行われる「人為的な移動」が原因です。
つまり、日付変更線がある位置が問題がおこるような事象があった場合、その位置を移動することが可能となっています。
以上が日付変更線についての豆知識でした。日付変更線を知ることで、地球がどのように回転しているのか、また1日をどのように基準として決めているのかが少しわかったのではないでしょうか。
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