世界初の自転車は車輪が大きかった
1817年、バーデン=ヴュルテンベルク王国の林業監督官、カール・フライヘル・ドレーゼが開発したのが世界初の自転車とされています。しかし、これは現在の自転車とはかなり異なります。
その自転車は、前車輪が直径1.5メートル、後車輪が直径1メートルもある大型車輪で、足で地面を蹴って進んでいく方式でした。
スピードに注目された改良が進む
その後、自転車はスピードに変革が起こり、車輪が小さくなり、軽量化が進みました。1839年にはイギリスの医師、ウィリアム・ペトリーが、小型化した金属製の車輪に空気の入ったゴム製のタイヤを組み合わせた自転車を発明し、乗り心地が大幅に改善されました。
自転車ブームが起こる
この改良によって自転車は一気に普及し、1890年代には自転車ブームが起こりました。世界中でたくさんの自転車が生産され、交通手段としても利用されるようになりました。
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