日本の「オリジナル名字」は約10万種類存在する

豆知識1：日本の名字、珍しい名字ランキング

日本には約1万4千種類の名字がありますが、その中には「オリジナル名字」と呼ばれる、他に存在しない名字が約10万種類も存在します。

これらのオリジナル名字は、主に地域の方言や由来を元に作られたもので、珍しい名字ランキングでも上位を占めることがあります。

例えば、「御輿（おみこし）」、「石鹸（せっけん）」、「花火（はなび）」、「笛吹（ふえふき）」、「野球（やきゅう）」、「犬塚（いぬづか）」、「牛島（うしじま）」などが挙げられます。

豆知識2：「渡辺」や「鈴木」は全国的な名字である

一方、全国的な名字として知られる「渡辺」や「鈴木」は、約80万人以上もの人が名乗っており、日本の名字ランキングでも上位を占めるようになっています。

こうした名字が多く見られるのは、明治時代の戸籍制度の導入によって、一定の規則に基づいて姓を選ぶようになったからと言われています。

豆知識3：「山田」は「山の田」から生まれた名字

中でも、日本で最も多いとされる「山田」は、「山」と「田」が組み合わさって誕生した名字です。元々は、山があり、その山に囲まれた田畑がある所に住んでいた人々が名乗っていたそうです。

ちなみに、「田中」も同様に、「中央に田畑がある場所に住んでいた人々が名乗っていた」とされています。