地球上の水の量は、実は決して変わらない!

地球上の水は、循環している

地球上の水は、海水、地下水、氷河・氷床、湖水、河川、水蒸気の6つの形態で存在します。しかし、地球上の水の総量は、約136億立方キロメートルとされており、実はこれは非常に安定しています。

これは、地球上の水が循環しているためです。太陽からの熱によって、海水や湖水が蒸発し、水蒸気となって大気中に引き上げられます。そして、大気中で冷やされることにより、水蒸気が凝結して雨や雪となって地上に降り注ぎます。

そして、地表の水は、河川や湖沼に流れ、最終的に海に向かって流れ出ます。海水中の塩分は、太陽による蒸発によって留まるため、海水は塩分を含む特異的な性質を持っています。

また、地下水も上記の循環の一環として存在しているため、地下水の量も地球上の水総量には含まれています。

宇宙空間からやってきた水もある?!

地球上の水の総量が安定しているとはいえ、地球外からの水の供給もあることが判明しています。

まず、太陽系の起源となった原始惑星塵から水分子が発見されています。また、月面からも氷が発見されており、地球外からも水が供給されていることが考えられています。

まとめ

地球上の水は、循環することによって安定しています。そして地球外からの水の供給もあるため、水の総量は一定ではありますが、地球上の水の状態は常に変化しているということが分かりました。


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