オリンピア競技場とは
世界最古のオリンピック競技場は、ギリシャのオリンピアにある「オリンピア競技場」です。紀元前776年に初めてオリンピック競技大会が開催され、この競技場を使用して現代オリンピック競技大会が行われるまでの1000年以上にわたり、何度も改修や拡張がされました。現在は遺跡として残っています。
オリンピック競技場の特徴
オリンピア競技場は、現在の競技場とは異なり、芝生のコースと観客席がほとんどありません。当時の競技は、走る・跳ぶ・投げる系の競技が中心で、コースの周りには砂利敷地がありました。観客席も、大きな石を積み上げて作られていました。また、当時は補助的な施設がなかったため、選手たちは太陽の下で競い合いました。
オリンピック競技大会の由来
古代ギリシャにおけるオリンピック競技大会は、神聖な都市オリンピアにあるゼウスの神殿の祭典として、4年に1度開催されました。当時は、男性のみが参加し、裸で競技を行い、勝った選手にはオリーブの冠が授与されました。近代オリンピック競技大会は、1896年に古代のオリンピック競技大会を参考に、フランスのバロン・ピエール・ド・クーベルタンによって創設されました。
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