サイコロの面数と出目の確率分布
サイコロは定番の遊び道具ですが、面数や出目の種類によって、出目の確率分布が異なります。
たとえば、6面サイコロの場合、各出目の確率は1/6です。これは、どの目が出るか、全て等確率であることを意味しています。
偶数ばかり出る確率とは?
では、6面サイコロを何回か振って、偶数ばかりが出る確率はどれくらいでしょうか?
まず、1回目に偶数が出る確率は、3/6、つまり1/2です。つまり、奇数が出る確率も同じく1/2になります。
次に、2回目にも偶数が出る確率は、1/2 × 1/2 = 1/4です。
よって、偶数が2回連続で出る確率は、1/4になります。
同様に、3回目にも偶数が出る確率は、1/2 × 1/2 × 1/2 = 1/8になります。
偶数が3回連続で出る確率は、1/8になります。
偶数ばかり出る確率が奇跡的に高い?
ここで、偶数ばかりが出る確率を考えます。すなわち、6回振ってすべて偶数が出る確率は、いくつになるでしょうか?
偶数が出る確率は、1/2ですから、6回連続で偶数が出る確率は、2の6乗分の1、すなわち1/64です。
これは非常に低い確率ですが、運が良ければ出る確率はゼロではありません。つまり、偶数ばかりが出ること自体は、奇跡ではなく、確率的には起こりうる現象です。
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