インターネットは「網のようにつながったネットワーク」が語源

技術の歴史的進化

インターネットは1960年代にアメリカ国防総省が複数のコンピューターを相互に通信させるために開発したARPANETが起源となっています。その後、1980年代には民間企業でも利用されるようになり、1990年代には人々の生活に浸透し、現在に至っています。

インターネットが普及し始めた1990年代には、日本でも日本電信電話公社（現・NTT）がNSFNETの運用を始め、一般にも接続が可能になりました。しかし、初期のインターネット利用者は少なく、情報のやり取りやファイル転送にはUsenet(ユーズネット)が主流でした。

1991年にティム・バーナーズ＝リーが開発したWWW(World Wide Web)は、現在のインターネットの主流となるプロトコルで、ウェブページを閲覧することが可能となりました。

ドメイン名とIPアドレスは、インターネットで通信するために必要な情報で、ドメイン名は人が覚えやすい文字列で、IPアドレスはコンピュータが使う数字の羅列です。コンピュータ同士が通信する際には、ドメイン名からIPアドレスが自動的に割り当てられます。

インターネットの普及により、情報やニュースの入手が容易になったほか、SNSでの情報共有やオンラインショップでの買い物など、ライフスタイルにも大きな影響を与えるようになりました。