指輪をはめる指として知られる薬指には、なぜその名前が付いたのでしょうか?
実は、薬指という名称には複数の説があります。
一つの説によると、古代エジプトでは「薬の指」と呼ばれており、この指にはツボが集中しているため、薬の処方箋を書くときにこの指で書く習慣があったとされています。
また、別の説によれば、中世ヨーロッパでは指に現れる静脈(vena amoris)が、心臓とつながっていると信じられており、指輪をはめる場合はこの指にすることが多かったとされています。
どちらの説も根拠ははっきりしていませんが、現代では薬指は一般的に指輪をはめる指として認知され、結婚指輪もこの指にすることが多いとされています。
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