銀箔とは
銀箔は、銀を薄く延ばしたものであり、金属箔の一種です。古くから、金箔や銅箔と同じように、建築や装飾品の材料として使用されていました。
また、銀箔は、医療用品としても用いられてきました。銀は、抗菌作用があるため、傷口から出血を止めるための銀髄(ぎんず)や、滴眼薬、消毒薬の原料としても利用されています。
焼酎に入る銀粉
実は、銀箔は食品にも使用されています。特に、銀粉が入った焼酎は珍味として人気があります。
銀は微細化することで、酸化しにくくなります。そのため、銀粉を焼酎に入れることで、酒を保存することができるためです。また、銀自体が無味無臭なので、焼酎の味に影響を与えず、美しい光沢を与えます。
食品添加物としての銀箔
海外では、銀箔を食品に添加することがあります。例えば、インドでは、スイーツやカレーに銀箔を飾っています。また、金箔と共に、銀箔も和菓子やフルーツ、和食の盛り付けに使用されることがあります。
銀箔は、実際に食品に食べられるので、細心の注意が必要です。加工業者は、厳しい衛生管理の下で銀箔を生産し、食品加工業者は、食品安全基準に従って使用する必要があります。
まさに、銀箔は、美しさと健康の両方を兼ね備えた素材といえます。
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