キーボードについて(豆知識)

QWERTY配列には理由がある

キーボードの英字配列には一般的にQWERTY配列が採用されていますが、この配列には理由があります。当時、タイプライターが主流であった1870年代、キーの順番をランダムにするとタイプライターが短時間で故障してしまうことが発生しました。そこで、頻繁にタイプされる単語に同じ手で打てるようにキーの順番を並べた引用符キーの左側にある consonant – vowel – consonant – vowel のパターンができたのです。

しかし、この配列には欠点もあります。左手が使うキーと右手が使うキーを均等にするように配列されたため、右手でよく使うEやTが左手の小指を使って打つ必要があり、タイピングが遅くなってしまうことがあるのです。

日本語配列のJISキーボード

日本語独自の文字を含んだ配列のJISキーボードは、キー配列がQWERTY配列とは全く異なります。JISキーボードの配列は、かな漢字入力がしやすくなるように考えられており、文字の出現頻度に基づいて配置されています。しかし、英語を書く場合には左右対称でないため、QWERTY配列とは違ったタイピング感覚が必要となります。

また、JISキーボードには特有の機能があり、アルファベットに付随する「英数(半角/全角)」、「カタカナ(半角/全角)」、「無変換/変換」などのキーがあります。これらのキーを上手く活用することで、より効率的かつスムーズな日本語タイピングが可能となります。


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