なぜ炭酸水は泡立つのか？

泡立つ仕組み

炭酸水を開けると、中に溶けている二酸化炭素が気体として放出され、泡が生じます。この泡の大きさ・強度は、炭酸水中に溶け込む二酸化炭素の量によって決まるため、同じ種類の炭酸水でも保存期間や温度などの条件により異なります。

炭酸水の味の違い

炭酸水同士で味が異なる理由は、ミネラル分の違いによるものです。炭酸水は天然水を使用している場合が多く、水源に含まれるミネラル分の種類と量によって、硬度や味が変わってくるため、それにより炭酸水の味にも影響が出ます。

炭酸水の歴史

炭酸水は、18世紀にエリア・ジャン・ナールという人物によって、初めて発明されました。当時は医療用の薬剤として用いられていました。その後、19世紀に入り、炭酸水ファウンテンと呼ばれる販売店がアメリカを中心に流行し、市民の嗜好品となったとされています。