日本人が好む食べ物「カレーライス」の起源

カレーライスはインド料理ではない！

カレーライスは日本人にとって馴染み深い食べ物の一つですが、その起源はインドではなく、実はイギリスから始まったと言われています。19世紀のイギリス領インドでイギリス人が食べていたカレーを、海路日本に入ってきたイギリス兵がもとにしたとされています。

カレーライスが初めて日本で提供された場所は、東京の「大久保病院」です。この病院では、外国人医師が働いており、その中にはイギリス人もいました。イギリス人医師たちは、当時の日本人にとって珍しいカレーを病院で提供し、それがきっかけでカレーライスが日本でも広く知られるようになったと言われています。

カレーライスには、辛さを和らげるために牛乳がよく合います。これは、辛いものに含まれるカプサイシンを和らげるために、油脂が含まれる牛乳が有効だと言われているからです。また、ビールもカレーライスと相性が良く、カレーとビールの組み合わせは「カレービール」としても有名です。