なぜ野球のボールは上から握るのか?

握り方の起源

野球のボールは、指先と手のひらで握ります。その中でも、最も一般的な握り方は、
手のひらで球を支えた上で、親指と人差し指で球を挟む形です。

この握り方は、野球が生まれた時代の1890年代初頭に、当時アメリカのプロ野球選手だった
サイ・ヤングによって考案されたものです。彼は、横に投げる場合は側面から握り、
縦に投げる場合は上から握ることを推奨していました。

上から握るメリット

なぜ、上から握る投球が有利なのでしょうか?その理由は、回転数にあります。
球が回転することで、曲がりやすくなるためです。

上から握ることで、手のひらにはしっかりと力が入ります。そのため、指先でしっかりと力を加えることができ、
回転数を増やすことができるのです。

また、上から握ることで、投球の指の位置が安定します。そのため、球を安定した角度で投げることができ、
球速が出しやすいというメリットもあります。

まとめ

野球の投球において、上から握ることでボールの回転数が増え、曲がりやすくなるため、多くの選手はこの握り方を採用しています。
また、指の位置が安定するため、球速も出しやすくなるというメリットがあります。


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