本当の最長川とは?
一般的に「世界で最も長い川はナイル川」と言われていますが、実はそれは誤りです。
実際には、南米大陸を流れるアマゾン川が世界最長の川とされています。
なぜナイル川が有名になったのか?
「ナイル川=最長の川」という誤った認識が生まれた背景には、地理学者の測量ミスがあります。
19世紀に、フランス人の地理学者ジャン=バティスト・パトロンによって行われた測量によって、ナイル川の長さが6650キロメートルあることが示されました。
しかし、その後の測量によって、アマゾン川がそれを上回る7025キロメートルあることがわかりました。
川の長さを測るのはなぜ難しいのか?
川の長さを測る際には、その川がどこまで続いていて、どこで支流となっているのかを正確に把握する必要があります。
しかし、川は自然現象なので、支流が流れ込んだり、流路が変わったりすることがあり、それを測量するのは難しいことです。
まとめ
世界で最も長い川は、南米大陸を流れるアマゾン川であることが分かりました。しかし、誤った認識が生まれた背景には、地理学者の測量ミスがあったことが分かります。川の長さを正確に測ることは難しいため、測量には注意が必要です。
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