日本の竹

豆知識1：竹は実は花を咲かせる

竹は通常、花を咲かせない植物として知られていますが、実は竹も花を咲かせるのです。竹は大抵、10年から100年以上かけて成長しています。そして、大抵の竹は、成長する前に一度だけ花を咲かせます。

竹は、日本の最古の食器として、縄文時代から使われています。竹の茎を縄状に編んで作られた「籠（かご）」は、米や野菜、果物、水などを運ぶために使われていました。また、竹の皮を剥いで、裏側から緩やかな波形をつけた「笊（ざる）」は、茶道具や飯の盛り付けに使われています。

竹の芽である「たけのこ」は、ビタミンB1や食物繊維、カリウム、マグネシウム、亜鉛などが豊富に含まれています。特に、食物繊維は多量に含まれ、腸内環境を整えるために効果があります。さらに、たけのこには、健康作用のあるサポニンやアミノ酸も含まれています。