カンガルーは後ろ脚で立っているとき、尾を地面につけるとハンドブレーキがかかる

尾の形状や長さ

カンガルーの尾は、非常に筋肉質で太く強靭な作りになっています。これは、カンガルーが立ち上がって跳躍するとき、バランスをとるために必要なものです。また、尾の先端部分は、筆のようにカリカリと硬化しているため、棘のように鋭く高速で攻撃することができます。

ハンドブレーキの仕組み

カンガルーが後ろ脚で立ち上がったとき、尾を地面につけることで、自分自身の重心を保ちやすくなります。この姿勢を「ティラ」と呼びます。また、尾によって地面をしっかりと踏みしめることができるため、滑りにくい地形での移動や、急な方向転換をスムーズに行うことができます。

カンガルーの跳躍力

カンガルーは、後ろ脚を使って跳躍することができます。その跳躍力は、体重の3倍以上もあると言われています。この驚異的な跳躍力は、筋肉の強力な力と、バネのように反発するアゴニスト筋・アンタゴニスト筋によって実現されます。もちろん、この跳躍力を維持するために、尾が欠かせない役割を果たしているのです。


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