世界最古の都市「ダマスカス」

ダマスカスは、中東のシリアに位置する都市で、地中海とメソポタミアを結ぶ商業ルートの要所として栄えた歴史的・文化的な都市です。

ダマスカスは、紀元前10000年頃から現在まで続く歴史があり、世界最古の都市の一つとされています。また、アッシリア、ペルシア、マケドニア、ローマ、イスラム王朝、十字軍国家など多くの勢力に支配されてきたため、様々な文化的要素を取り入れた多様な文化が混在しています。

ダマスカスの文化・建築

ダマスカスは、多くのモスクや修道院、宮殿などが集まる文化的な中心地でもありました。そのため、イスラムの芸術・建築なども発展し、ダマスカスを象徴する建築物として、「ウマイヤド・モスク」と「アズム宮殿」が知られています。

ダマスカスには、美味しい料理やスイーツが豊富にあります。中でも有名なのが、「シャワルマ」と呼ばれる、肉や野菜をパンに挟み、タヒニソースなどをかけた料理です。また、中東の伝統的なスイーツ「バクラワ」も、種類が豊富で味も美味しいと言われています。

ダマスカスには、固有の方言があります。アラビア語の各種方言は非常に多岐にわたるため、中でも独特な口語が存在することも特徴の一つです。