犬は色盲ではない！

色を見る能力について

犬は遠くまで臭いを嗅ぎ分け、夜でも見えないものを聞き分けるなど、優れた感覚を持っていますが、色覚は人間とは異なります。

以前、犬は白黒しか見えないという説がありましたが、実際には青と黄色が区別できることが分かっています。つまり、犬は青い空や黄色い花を見分けることができるのです。

人間に比べると低解像度？

犬は眼球の構造上、人間に比べて解像度が低いとされています。つまり、遠くの物や小さな物を見分けるのは苦手なのです。しかし、それを補うように犬は動きを敏感に察知でき、猟犬や盲導犬として優れた力を発揮しています。

色の視覚とは別の世界がある？

最後に、犬には人間にはない感覚が備わっていることがあります。それは紫外線の視覚です。犬は、私たちが見えない紫外線まで見ることができるのです。これは、花や昆虫が放つ光を認識するために役立つとされています。