映画館の歴史について
映画館は、映画の発明後すぐに現れていたわけではありません。映画は最初、個人的な視聴や展示会などで鑑賞されていました。
最初の商業的な映画館は1890年代にアメリカで現れ、その後、ヨーロッパでも広まっていきました。
世界初の映画館
世界で最初の映画館は、フランスのパリにあった「シネマ・パトロン」(Cinema-Patron)という映画館でした。この映画館は、1895年6月28日にオープンしました。
上映されたのは、ルミエール兄弟が発明した映写機「シネマトグラフ」を使って撮影された5本の短編映画でした。その中には、「水を汲む婦人」や「脱走する列車」など、有名な作品も含まれていました。
映画館における入場料の歴史
当初、映画館には入場料がなく、視聴者は撮影された映像に興味を持ち、映写機を買うことが多かったようです。
しかし、映画が商業化していくにつれ、映画館でも入場料が徐々に導入されるようになりました。初めの頃はわずかな入場料で鑑賞できましたが、映画が大衆文化として広まるにつれ、入場料も高くなっていきました。
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