トイレットペーパーの起源は中国

豆知識1：古代中国で使われていた“トイレットペーパー”

古代中国では、現在のトイレットペーパーのような製品は存在していませんでしたが、紙は使用されていました。古代中国では、貴族階級は、便器の横に置かれた柔らかいシルク布で手を拭いていました。一方で、一般庶民は古新聞や書物の端っこを使っていました。

豆知識2：日本のトイレットペーパー

日本では、大正時代になって、菓子メーカーである福音堂が生産した“専科”という紙が初めてトイレットペーパーとして売られたといわれています。それ以前は、麻や布製のトイレットペーパーが使用されていました。また、日本では、トイレットペーパーを製造する際の基準が非常に厳しく、一般的に使用されているトイレットペーパーには、「木材で作られたパルプが原料である」、「水に溶けやすく、流れやすい」、「無香料である」などの規定があります。

豆知識3：世界で最も高価なトイレットペーパー

スイスの高級ブランドである“シードル”は、世界で最も高価なトイレットペーパーとして知られています。1ロールにつき、約6ユーロ（約760円）の値段がつくこともあるそうです。シードルのトイレットペーパーは、100％純綿で作られ、手作業で製造されているとのこと。