三度エベレストを超えるモンスーン山脈のカンチェンジュンガが世界一高い山とは?
一般的に「エベレストが世界一高い山」とされていますが、実はそれは正しくありません。世界一高い山は、ヒマラヤ山脈にある「カンチェンジュンガ」と呼ばれる山です。
カンチェンジュンガは、標高8,586メートルの山で、ネパールとインドの国境に位置しています。エベレストは標高8,848メートルですので、カンチェンジュンガが実はエベレストよりも低い山となります。
しかし、一般に「エベレストが世界一高い山」とされるのは、「カンチェンジュンガは、エベレストよりも峰々が散らばっているので、見かけ上エベレストの方が高く見える」という理由があります。
さらに、モンスーン山脈の中でも、カンチェンジュンガは三つの峰を持ち、それぞれの高さが8,586メートル、8,505メートル、8,494メートルと、エベレストの1つの峰よりも高くなっています。
ちなみに、エベレストはチベット語で「聖なる頭」という意味があり、カンチェンジュンガは「五つの宝石」を意味しています。
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