カレーはインド発祥の料理ではない！

起源について

一般的に、カレーはインドの料理として認知されていますが、実は起源はインドではありません。インドからカレーが広まったのは、イギリス植民地時代にイギリス人が持ち帰ってからです。

「カレー」という単語は、タミル語で「kari」、すなわち「ソース」を意味する言葉に由来しています。イギリス人が「kari」を「curry」と聞き違えて広めたため、そのまま「カレー」として親しまれるようになったのです。

カレーは世界的に愛されている料理であり、各国独自のアレンジがされています。インド・ネパール・バングラデシュなどの南アジア諸国以外にも、イギリス・日本・タイ・マレーシア・シンガポールなどでも定番の料理として親しまれています。

カレーには、ルーを使った「日本風カレー」、ペーストを使った「タイ風カレー」、トマトをベースにした「インド風カレー」など様々な種類があります。また、肉・魚・野菜などの具材もさまざまで、地域や文化によって異なります。

カレーは、誤ってインド発祥の料理だと思われがちですが、実はインド以外の地域で発展し、世界中で愛される料理となりました。カレーには様々な種類があり、多様な具材が使われるため、飽きることがありません。