虹の七色は誰が決めたの?
虹の七色、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫が一般的に知られていますが、実はこの七色は人為的に決められたものなのです。
17世紀の英語の科学者アイザック・ニュートンが、白い光のスペクトルをプリズムで分解したところ、これらの七色が実は連続しているものであることを発見し、この七色を選びました。
実は虹にはもっと多くの色がある?!
七色の虹は、大気中の水滴によって太陽光が屈折・反射されることで生まれます。
しかし、その過程で生まれる虹には、人間の目では見えない色も存在しています。
虹の周辺の帯状領域には、人間の目では見えない紫外線領域と赤外線領域の色も存在しており、実際に測定したところ、紫外線領域には9色、赤外線領域には3色存在していることが明らかになっています。
虹の逆側にも虹ができる?!
虹の逆側にも、同じように七色の虹ができることはご存知でしょうか?
実は、虹の逆側にできる虹は、一般的に外側が赤色になっており、内側が紫色になります。
また、虹の逆側にできる虹がもう一つ特徴的なのは、七色でなく反対側の色で構成されていることです。
すなわち、赤い内側から順に青、緑、黄、橙色などが外側に向かって並びます。
まとめ
虹には、七色以外にも人間の目に見えない色が存在していること、また虹の逆側にも虹ができることがわかりました。
これから虹を見るときは、七色だけでなく、周囲の色も観察してみるのも面白いかもしれませんね!
コメントを残す