豆知識1:ナイル川は実は二つの川が合流してできている
ナイル川の長さは約6,650kmですが、実は上流部と下流部の二つの川が合流してできています。上流部は「白ナイル」と呼ばれ、ルワンダのニャバシンブ地方から始まります。一方の下流部は「青ナイル」と呼ばれ、エチオピアの高地を流れるアビシニア山脈が源流です。
豆知識2:ナイル川は古代エジプト文明の発展に重要な役割を果たした
ナイル川の流域には、古代エジプト文明が栄えました。毎年の氾濫により肥沃な土地ができ、豊かな作物が生産できました。また、ナイル川は貿易ルートとしても使われ、隣国との交流をもたらしました。このことが、古代エジプト文明の発展に大きく貢献したと言われています。
豆知識3:ナイル川には多くのダムが建設され、水力発電に利用されている
現代では、ナイル川には多くのダムが建設され、水力発電に利用されています。最も有名なのはアスワン・ハイダムで、エジプトの電力の50%をまかなっています。一方で、ダム建設によって川の流れが変わり、周辺の生態系に影響を与えたり、下流域の農業に影響を与えたりすることも問題視されています。
コメントを残す