豆知識その1:トーガについた小さな装飾品がボタンの起源?
ボタンの起源は諸説ある中で、古代ローマ時代にトーガにつけられた小さな装飾品が、今のボタンの始まりとされる説があります。当時のトーガは、裾や肩に緩やかにドレープされた布を膝まで巻き上げるもので、その締め付けに簡単に取り外せるように小さな留め金がつけられました。これが、現在のボタンにつながったとされています。
豆知識その2:ボタンの名前が由来する「ボッコボコ」?
ボタンの名前には、諸説ある中で特に面白い説があります。それは、和製英語の「ボッコボコ」という言葉が由来しているという説です。江戸時代の初めにポルトガルの缶詰が日本に伝わりました。缶詰の開封には、蓋を外す「ボッコ」という器具が使われたそうで、その形がボタンに似ていたことや、開閉することから「ボッコボコ」という言葉が生まれたと言われています。
豆知識その3:ボタンの交換がお金持ちの証?
中世ヨーロッパでは、ボタン自体が高価で、服を作る衣料職人は、衣服の修復や改良などで使われたボタンを頻繁に交換していました。そのため、ボタンの交換が頻繁に行われることが、お金持ちの家庭の証とされました。
豆知識その4:洋服におけるボタンの機能は13種類?
現代の洋服には、様々な種類のボタンが使われています。これらのボタンには、それぞれ機能があることが知られています。例えば、ボタンダウンシャツの襟元のボタンは、襟を立てたときに襟が立ちはずれないようにするためのものです。また、ジャケットの袖のボタンは、ジャケットを脱いだときに袖をたくし上げやすくするためのものなど、機能は13種類にも及びます。
豆知識その5:最も大きなボタンは?
ボタンのサイズはバラエティーに富んでいますが、最も大きなボタンは1970年代のディスコ衣装に使われた巨大なボタンです。直径は30cmを超え、光り輝きがとても派手で、踊りとともにドレスアップを楽しむ人々に人気がありました。
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