日本人はなぜ毎日お風呂に入るのか
日本では、古くからお風呂は身体を洗うというだけでなく、心を癒す場としても重要視されてきました。また、日本の気候が湿気が多く夏場は蒸し暑いなど、日々の生活の中で体臭や汗をかきやすい環境だったことも理由の一つに挙げられます。
お風呂に入る前に必要なこと
日本のお風呂に入る前には、まず体をしっかりと洗います。この作業を「湯船に湯を溜めてから洗うことはしないでください」という常識があります。なぜなら、湯船には他人の汚れや皮脂汚れが残っている場合があるため、これらが湯に溶け出し、清潔感が失われるからです。
そのため、先にしっかりと体を洗い、汚れを落とし、そのあとに湯船に入るのが日本のお風呂としての正しい入浴法とされています。
お風呂上がりにやるべきこと
日本では、お風呂あがりに必ず保湿を行います。これは、お風呂に入ることで肌が乾燥しがちになるため、乾燥肌に悩む人が多いためです。保湿剤を使って、肌表面に膜を作り、水分の蒸発を防いで肌を保護することが大切です。
また、お風呂あがりには、体を冷やしたり、激しい運動をすることは避けるようにしましょう。温められた体は、急激な冷却や運動によって体力や免疫力を消耗してしまうためです。
コメントを残す