「コンピュータの起源に関する豆知識」

1. 初期のコンピュータは巨大だった

最初期のコンピュータたちは、実際には十分に大型な部屋全体を占めるほどの巨大なものでした。例えば、ENIACと呼ばれる、1946年に完成した初期のコンピュータは、30トン以上もの重量を持ち、広さは一つの教室を占めるほどのスペースが必要でした。

2. コンピュータの進化とともに、性能は爆発的に向上した

ENIACのような初期のコンピュータは、操作がかなり難しいことから、主に科学や宇宙開発の分野で用いられることが多かったが、およそ50年後の1996年には、一般家庭でもよく使われるようになっています。そして今日のスマートフォンは、当時の最高峰のコンピュータよりもはるかに高度な機能を持っています。

3. IBMは、パソコンのインターフェースにVRコントローラを使っていた

1980年代に一斉に発売されたパソコンは、今日でもなおコンピュータの普及に大きな役割を果たしていますが、当初これらのパソコンは、重たいキーボードや難しいマウスが必要で、使い方はかなり難しかったと言われています。しかし、IBMは1989年に、最初のPC/AT用バーチャルリアリティコントローラーを発表しました。これによって、ユーザーは、コンピュータを簡単に操作できるようになりました。

4. インターネットは、「ARPANET」という軍事用のネットワークから始まった

インターネットが発展し、今日のように普及するきっかけとなったのは、1960年代に米国が興した軍事用のコンピュータ通信網、「ARPANET」でした。当初は、軍事研究の一つの分野に過ぎなかったARPANETですが、やがて民間にも開放され、大衆の必需品となっています。

5. コンピュータが生成した音楽作品は、全て著作権に属する

コンピュータの発展によって、「AI(人工知能)が曲を作り出した」という報道が世界中で取り上げられることがあります。しかし、これらのAIが生成した音楽作品は、全て著作権に属することに留意する必要があります。つまり、AIが曲を作り出しても、著作権者の同意を得ずにその曲を使用することはできません。


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