卵の中でも呼吸ができる
鳥の赤ちゃんは、親鳥が産んだ卵の中で成長します。卵は通気孔から酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出することができます。なので、中にいる赤ちゃん鳥も、卵の中で呼吸をしています。
アイスクリームの要領で卵から出てくる
赤ちゃん鳥は、親鳥が「出産」するわけではありません。卵の中で、自分で力をつけ、自分で孵化するのです。卵の殻を強く叩いて、口をつくり、卵の中の栄養を吸収することで、成長していきます。そして、最後には卵の殻を割って、自分で卵から出てくるのです。
卵の色はどうやって決まる?
アマメキリなど、一部の鳥の卵は、斑点模様がついています。卵の色や模様は、鳥の種類によって異なります。卵の色は、卵を作るときに産み分けられた色素の種類と量によって決まります。青い卵を産む鳥は、卵の殻にビリバーコノンという青色化合物を含んでいます。
成長する前の赤ちゃん鳥は、もう「声」を出せる
卵から孵化する前の赤ちゃん鳥は、サウンドボックスを持っています。卵から出る瞬間には、既に鳥の声を出せる状態になっています。親鳥とのコミュニケーションにも、卵の中から声を出すことができるのです。
これらの豆知識を知っていると、鳥の卵についてもっと興味深く見ることができますね。
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