壁画の歴史
壁画は、人類が文明を発展させる中で、自然や生活、神々を描く表現手段として生まれました。古代エジプトやギリシャ、ローマでは、壁画が広く制作され、宗教的な意味合いや美的な表現として愛されました。
現代に残る世界最大の壁画
随所に美術館やギャラリーが多い世界中ですが、現代において最も大きな壁画がある場所は、アメリカ・デトロイト市にあります。
デトロイト市は、全米自動車産業の中心地でして、工業都市のイメージが強かったことから、1990年代から市内のインダストリアルな建物にアーティストたちが集合し、大規模なストリートアートの制作が始まりました。
そして、その中でも最も有名なのが、ブラジル出身のアーティスト、エドゥアルド・コブラによる「ホワイトバレー(White Boy)」と題された壁画です。この壁画は、全長91メートル、高さ78メートルの超大型作品で、世界最大級の壁画としてギネス世界記録に認定されました。
制作には、約2000缶のスプレーペイントが使用され、全作業に約4ヶ月かかったと言われています。
まとめ
デトロイトには、多くのストリートアートがある中で、世界最大級の壁画「ホワイトバレー」が存在します。アートに興味のある方は、ぜひ実際に訪れてみることをおすすめします。
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