初めての空港コード

空港コードとは

空港コードとは、世界中の空港を識別するために使われる3文字のコードのことです。例えば、日本の成田国際空港のコードはNRT、アメリカのロサンゼルス国際空港のコードはLAXとなっています。

コードの由来

空港コードは、国際交通協力会(ICA)が制定したもので、最初期の設定は、1930年代初頭に行われました。当時は、空港の名前を並べ替えたり、使用している無線局のコールサインを使ったりと、様々な方法がとられていました。

しかし、第二次世界大戦の混乱の中で、無線局のコールサインが誤った情報を招くことがあるという問題が浮上し、ICAOは、より明瞭で一貫性があるコード体系を構築することを決定しました。そして、3文字のコードの使用が開始されたのです。

珍しい空港コード

空港コードには、意味深いもの、地名に由来するもの、航空会社の略称に由来するものなど、様々な由来があります。中には、ちょっと変わったコードも存在します。

例えば、カナダのバンクーバー国際空港のコードはYVR。このコードは、バンクーバー市の前身であるヤレーズ・タウン(Yaletown)に由来しています。

また、日本の小松空港のコードはKMQ。このコードは、結婚式場が建てられる前に、小松市が計画していた「花の都」の名称に由来しています。

さらに、ニュージーランドのウェリントン国際空港のコードはWLG。このコードは、ウェリントン市があるウェリントン・ハーバーの形状が、彷彿とさせるような、蝶の翅のような形状をしているという理由からつけられました。

まとめ

空港コードは、世界中の空港を認識するために使用されます。コードには、様々な由来があり、ちょっと変わったものも存在します。空港コードの由来について、知ることで、旅行のワクワク感が増すかもしれません。


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